キャラ掘り下げ強化月間その4

と、いうことで色々性格が変わったお陰で再びお前の番だ、草香
「……変わりすぎですよ」
まぁ、キャラクターの性格なんて一度二度使ってみないことには掴めんからな
「それはそうですが……というか、僕が言ってるのは変化の度合い……」
ぢつは想定の範囲内だ。黒の人格は別としてな
「そう、なんですか?」
うむ、天使という大袈裟で漠然とした危機よりも困窮というリアル且つ切羽詰った危機を重視し、それが故のシビアな性格。まったくもって予測の範囲内だ
「そういう風に評されると変な気持ちです」
その反面、黒の人格に関してはまったくの偶然の産物、というか予想外のシロモノというか
「ま、あれを想定してたらある意味凄いですけど」
オレワルクナイ
「犯人はいつもだってそう言うんです……ま、今回のは共犯でしょうが」
まぁ、黒の人格のほうも実の所別段かけ離れた存在じゃないのが面白いところ
「と、いいますと?」
変質化してるんじゃなくて、元の性格の余分なところを削ぎ落として残った部分を特化。コレ
「まぁ、言われてみれば。ですけど」
ま、味付けとして無自覚のパクリが発生してるのは否定しない
「へぇ?具体的に何ですか?」
今日バイト中にふと思い至ったのは、バロックのアリスと少女と囚人の〜のリップ=オフチェインかな
「……またアレな……というか、真面目にハタラケ」