どうだっていいこと

TRPGに限らず人間が管理するゲームってのは人間の処理能力の範囲内でないと成り立たない
ビデオゲーム等機械が管理するゲームは人間のプレイできる範囲内でないとクソゲーと呼ばれる
ただし、クソゲーをしばしばバカゲーを称し珠玉の如く尊ぶ人種が存在する
彼らの好みは歪んだ嗜好だと一般ゲーマーだと思われ、そしてその認識は正確である
が、その嗜好は純粋であり何よりも人間的だと言える
彼らは多くのゲームを嗜む人間から難易度、特殊性、不条理さ、そのほか諸々の理由により見捨てられたクソゲー達を彼らの”ゲームが好き”というその純粋さ故に、人間は全ての感情を娯楽に転化することが出来るという種としての特異さ故に愛することができる
とある高名な登山家は『そこに山があるからだ』という理由で山を登った
同様に我々クソゲーマーは『そこにバカゲーがあるから』ひたすらクソゲーと蔑まれ打ち捨てられたゲームをやり続けるだろう